夜は氷点下ですが、木を切ったり運んだりしてると、10時頃には暑くて防寒着を脱いでしまう位です。
今日は9月に切っておいた木を切り出してます。
結構傾斜があるんですが、道があるのが救い…
200本くらい切り出すんだとか。ヒェ〜(°□°;)
広さは1町分。1町分て1ヘクタールだっけ。
奥を見たくないので、ひたすら小枝の処理と切る場所の印しつけをしてます。(作業量の途方の無さを直視出来ない小心者です)
倒した木を寝かして水分が抜いてから枝を払い、長さを測って丸太にして切っていく。
この作業だけでもかなり大変で危険です。
木の下敷きになったり、
跳ねた枝に殴られたり、
丸太が転がってきたり、
ユンボで動かした木にぶつかったり、
チェーンソーや鉈で怪我したり、
だいたい急斜面での作業なのでコケて転がったり…こけるのは不慣れな私位ですが、あげればきりがないくらい。
そして、丸太を運び出すのも一苦労です。林内車という、キャタピラーの丸太運び用の車両で運び出します。
畑にならない斜面をなば木用の広葉樹林にしてるので、たまにユンボや林内車が転げないかヒヤヒヤするときがあります。キャタピラー半分浮いて前のめりになってたりとか。
そして、やっとコマ打ちの場所に持って来たら、玉切りしてほだ木の長さにして、穴を空けて椎茸の種コマを打ちます。
全作業を通じて腰を痛めるんですが、コマ打ちが一番人力で木を動かすので一番腰が痛くなる気がします。
これだけの危険と手間をかけて作る原木栽培の椎茸。美味しくないワケがない!
でも、選別が甘いとか形が悪いとかで買いたたかれ、赤字ギリギリになる運命です。此方の労力や命を軽く見られてるようで、なんとも悲しくなる話です。